2010年4月18日日曜日

チェイサー

これぞ韓国映画、全編に渡って、画面から異常なほどのエネルギーがほとばしっている。出演者の鬼気迫る演技、唾や汗や血が飛び散ってきそうな距離感。よどんだ路地を爆走するシーンは、自分が本当に追われているかのよう。これはストーリーを楽しむのではなく、空気を肌で感じる作品。
暴力表現も突き抜けている、元刑事の完全にやりすぎな暴れっぷり、拘束した女性への拷問、これがR18指定でないのが不思議。極めつけは水槽に沈む女性の首。セブンのエンディングに匹敵するくらい後味が悪い。
2010.4.17★3.5

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