2010年1月20日水曜日

ひぐらしのなく頃に

同人系サウンドノベルがもとになっているキャラ萌え猟奇殺人ミステリーもの。オタク的なにおいが強いので少し敬遠気味だったけど「正解率1%」のキャッチフレーズに惹かれてしまった。ゲームでは幾つかの視点で描かれた話が重なり合い謎を深めるような構造をとっているらしいがこの映画はシンプルな一本道。
舞台は閉鎖された山里の小さな村。そこへ東京から画家の父親を持つ一人の少年が移り住んでくる。都会では学校生活になじめなかった主人公だが、親切なクラスメイトのおかげもあって徐々にとけ込んでいく。しかし、村で起きる一件の殺人事件をきっかけに少年は村人全員が何かを隠していると疑いはじめる。その裏側にあるのは村人が奉る神様とそれにまつわる言い伝え、そして過去のダム建設に係る殺人事件。
まずこんな田舎の村の生徒がみんな垢抜けた都会的な美少女であることに違和感を覚える。そして意図的なキャスティングだろうが主人公のあまりの演技の下手さに恥ずかしくなる。
エンディングも何が何だかさっぱりわからない。正解があるのかないのかもわからない。カルとか殺人の追憶のような深さはない。


1.5 2010.1.10

0 件のコメント:

コメントを投稿