2010年1月6日水曜日

to 楕円軌道

近未来ジャパニーズアニメもの。50分の作品なので重厚な物語を期待してはいなかったが、予想以上にペラペラ。意図的だとは思うがフルCGで描かれる人物にも活き活きした表情が全くなくロボットが登場する紙芝居を観ているような感覚。やっぱりアキラみたいに緻密な手描きだからこそうまれる魅力があるんだと再確認。物語自体も地球環境破壊、人種差別社会を背景にしているが説明不足で深みがない。

ストーリーは、近未来の宇宙ステーションを舞台に展開するテロもの。地球の資源は枯渇し、他の惑星から採取する液体プロトン?が頼みの綱になっている。数トンで10年間の地球上の全ての電力を賄えるという設定。これを使い月基地爆破を企てるテロリストをわけありの宇宙ステーション館長と民間シップ女船長が阻止しようとする。終盤の銃撃戦も貧相。

1.5 2009.12.30

0 件のコメント:

コメントを投稿