2009年11月25日水曜日

マジェスティック

これは良い映画。街の人たちが総出で主人公を迎えるエンディングシーンではわかっていても涙がにじむ。ジムキャリーを毛嫌いしている人は思い直してこれとイエスマン、エターナルサンシャインを観るべき。
戦後のハリウッド、ジム・キャリー演じる新進脚本家は、非米活動委員会から共産主義者の疑いをかけられる。その直後、交通事故で記憶を失い、ある町へとたどりつく。そこで彼は映画館「マジェスティック」館主の息子であり、戦場で行方不明になっていた第2次世界大戦の英雄と間違えられてしまう。自分が何者か分からないまま映画館の再生に力を注ぎ街にとけこむ主人公。しかしあることがきっかけで記憶を取り戻し、さらに迫り来る警察の手から逃れることができずふたたび犯罪者として法廷に立つこととなる。検察に釈放する交換条件として仲間を売る偽証を要求されるが。。。法廷シーンからラストにかけてジムキャリーの演技は素晴らしく、ぐっと来っぱなし。
「ショーシャンクーの空に」「グリーンマイル」のフランク・ダラボン監督作品。

★4.5 2009.10


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