まずジャケットがおしゃれ。古い作品とは思わせないポップなデザイン。
内容は全体的に実に小気味よくできている。前半は、「えっ生きていたの」「あっあんたたち仲間なんだ」という殺人トリックに心地よい衝撃を受けるが、何と言っても驚愕なのはあのキスシーン。よく考えるとあまり必然性も感じないので何か気持ち悪さだけが後を引く。そして後半ドリフっぽいバタバタもありつつ、一瞬にして現実が非現実化するメタミステリなオチがある。ここもおしゃれ。
監督シドニールメットは十二人の怒れる男を撮った人らしい。なるほど。★3.5 2009.11.15
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