2010年12月21日火曜日

シャネル&ストラヴィンスキー

シャネルもストラヴィンスキーも良い演技している。特にシャネル役の女優さん、「そしてデブノーの森へ」で旦那の父親との不倫を大胆に演じていた人で、必殺の表情を持っている。口を片方に少し上げ、にやっと笑うのだが、それが何とも言えないのだ。映像も美しくおしゃれ。エンディングも良かった。年老いた孤独な二人が一瞬映し出され、現実のバレエ講演のシーンに戻る。不思議な気持ちを引きずり、クレジットを眺めていると最後にまた意味深なシーン。モノクロの世界でシャネルが最愛のボーイとキスをする。シャネルは一人の人を最期まで愛し続けた。本当に愛情の深い女性だったのだろう。
2010.12.11★3.5

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