2010年3月10日水曜日

カタコンベ

パリの地下に実在するという広大な地下墓地カタコンベ。過去に何百万体もの死体が折り重なり、彼らは今も怨霊となり迷宮を彷徨う。こんなスリリングなシチュエーションを若者たちが黙って放っておくわけがなく、毎晩無許可のクラブ会場に。
主人公は心の病をかかえた若い女。精神療養をかねて姉のもとをたずねてアメリカからパリにやってくる。
姉はこの地下墓地クラブの常連で、妹に断りなく、パーティに連れ出す。当然、場の空気に馴染めるはずがなく、ホラー映画のお約束、暗い通路で単独行動。そして、迷う。暗闇で一人ぼっちという恐怖の舞台を整えた後は、都市伝説にある山羊のかぶり物をした得体の知れない大男を登場させる。散々追いかけまわされ、終盤、主人公もつるはしで反撃。そこでふと我にかえる。つるはしでぶん殴ったのは山羊男ではなく、姉の友人だった。全て姉のイタズラだったことを理解する。姉は激怒する、イタズラなのに人殺してんじゃねーよと。主人公、逆ギレ。イタズラに参加した仲間、全員滅多殺し。終了。
2010.3.10  ★2.0

0 件のコメント:

コメントを投稿