2010年10月5日火曜日

イングロリアス・バスターズ

タランティーノ作品。主演は誰なんだろう?ブラピだということらしい。ジャケットは商業的にそう演出したんだろうけど、いやいやアカデミー助演男優賞を受賞したクリストフ・ヴァルツの存在感がずば抜けている。特に冒頭のユダヤ系一家惨殺シーン、静かな狂気全開でぶるぶるきます。ブラピの演技もなかなか良いです。バーン・アフター・リーディング のバカさも突き抜けていたけど、この映画での人でなしぶりも笑える。ナチスドイツをタランティーノが描くとどうなるのか。戦争という重いテーマを軽快な音楽とユーモアで斬新なコメディに昇華している。家族を殺された若い女性の復讐劇とドイツ人を殺しまくっているユダヤ系アメリカ人集団のヒトラー暗殺、この二つの大きなストーリーが絡み合う構成。章立てで進んでいくが、なんかパルプフィクションのような小気味良さがなく2.5時間は少しだるく感じた。2010.10.3★3.5

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